当院は、明治(Meiji Seika)製 レプリコンワクチン コスタイベを接種可能です。2025年9月現在、事前予約が必要です。10月中旬より接種を開始予定です。以下の予約フォームにて承ります。お問い合わせは、公式LINEにお願いします。
検査内容 | 価格 | |
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新型コロナワクチン 明治 コスタイベ |
次世代mRANワクチン(レプリコン) | 16,500(税込) 事前予約が必要 |
インフルエンザワクチン | インフルエンザHAワクチン | ¥5,000(税込) | コロナ+インフルワクチン 同時接種 | 同日に2種類接種できます | ¥20,000(税込) |
※接種は2025/10/14以降で受付させていただきます。
※当院より事前決済リンクをお送りし、お支払いいただいた時点で予約確定となります。
レプリコンワクチンとは
レプリコンワクチン(replicon vaccine)は、自己増殖能力を持つRNAを利用した次世代型のワクチンです。通常のmRNAワクチンと同じく、体内に抗原タンパク質を作らせて免疫反応を誘導しますが、特徴としては以下の点があります。
- 自己増幅性:RNAの一部にウイルス由来の複製酵素の情報が含まれており、体内で抗原を作る能力が増強されます。
- 少ない投与量で効果:通常のmRNAワクチンより少ない量でも強い免疫応答を誘導できる可能性があります。
- 長い持続性:抗原がより長く体内で発現するため、免疫効果が持続しやすいと考えられています。
レプリコンワクチン(Replicon Vaccine)の より詳細な情報
レプリコンワクチンは、自己増幅型RNA(self-amplifying RNA, saRNA) を基盤とする新規ワクチン技術であり、従来のmRNAワクチンと比較して 高い発現効率と免疫原性 を特徴とします。
構造的特徴
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非構造タンパク質(nsP)遺伝子領域を保持
主にアルファウイルスやフラビウイルス由来の複製酵素をコードする領域を含み、外来抗原遺伝子(例:ウイルスのスパイクタンパク質)と組み合わせて設計される。 -
構造遺伝子の欠損
ウイルス粒子形成に必要な構造タンパク質遺伝子は除去されているため、複製は細胞内に限定され、感染性粒子は産生されない。
作用機序
- ワクチン投与後、RNAが細胞質内に取り込まれる。
- nsPによりRNA複製が起こり、抗原遺伝子の転写が指数関数的に増幅。
- 抗原タンパク質が大量かつ持続的に産生され、自然免疫および獲得免疫が強く誘導される。
利点
- 低用量で高免疫原性:増幅機構により投与量を大幅に削減可能。
- 持続的抗原提示:抗原発現期間が延長し、強固な細胞性免疫を誘導。
- 柔軟な設計性:標的抗原の迅速な置換が可能で、パンデミック対応力が高い。